献血ルームは通常なら年始は2日からのオープンなのですが、コロナ禍で血が全く足りていないようです。完全予約制で、特別に元日からのオープンになりました。
毎年、2日に行っていたので、要請を受けても特に問題は無し。もう、前のめりで、喜んでお受けしたのですが、せっかく新宿まで出てきても、いつもならちょっと寄ってみる、お目当てのお店がほとんどお休みでした、
飲食店はやっているお店が多いのですが、もともと外食は苦手です。だれか連れがいるならともかく、一人の時にわざわざ飲食店でご飯を食べようとは思いません。
どちらかというと、デパ地下でちょっと贅沢なお弁当でも買って、公園でいただきたいと思うのですが、仮にそういうお弁当が買えたとしても、この寒さで公園でいただくのもどうかなと言ったところでもあります。
新宿では、結局、献血ルームの隣にある紀伊國屋書店でお買い物しておしまいでした。
初売りセールということで、2000円のお買い上げでエコバックプレゼントというのがあって、それにつられてついつい無理やり買ってしまいました。新年早々の無駄使いです。無駄遣いは楽しいですね(笑)。あ、それと楽譜も買ってきましたよ。
本当は明治神宮に初詣にも行きたいと思っていたのですが、ものすごい混雑のようで諦めました。献血の前に行くとしたら、時間が計算できなくて、献血に遅刻してしまう可能性があるし、献血後ですと、閉門時間ギリギリか、もしかしたら過ぎてしまうかも知れない。
明治神宮には、あらためて参拝することにしました。
今月の新月は1月3日なので、朔日詣でとしてこの日にしようかなと思っていますが、3日もまだ混んでいるんだろうな。あまり人が多い時には行きたくないな。
年末にラジオをかけていたら、神社ソムリエでシンガーソングライターの佐々木優太さんが出ていました。初詣に関して、いろいろなお話をしていましたが、その中でお賽銭の話が気になりました。もちろん、お賽銭の額に決まりはないし、いくらでも構わないのですが、今どき5円(ご縁)のお賽銭というのは、どうなのかという話をしていましたね。5円が定着したときのその貨幣価値は、今なら数十万円にもなるのだそうです。考え方としては、自分のあとの人もお参りができるように(神社が存続するように)と考えて、お賽銭の金額を決めて欲しというようなお話をされていましたね。私も、お賽銭は願いをかなえるためのものではなくて、施設を存続させるための寄付だと思っていたので、なるほどなるほどと思って聞いていました。
話がだいぶ脇道に逸れてしまいましたが、元日の献血というのはこういうものだなと、つくづくと感じたという話でした。なんとなくワクワク感がちょっとなくなるというか、やっぱり自分へのご褒美のちょっと贅沢なデパ地下のお弁当を食べたいという食いしん坊の私なのでした。
献血の方は、まだできたばかりの新宿東口献血ルームで、とてもきれいでした。
とても規模も大きいのですが、何となく看護師さんやスタッフの皆さんとの距離も遠く感じてしまって、ただ淡々と時間が流れていった感じ。
1人でいることは苦にならないどころか、その方が好きな私ですが、周りに人がいるのに独りぼっちの感じになってしまうのは、それはそれで何となく寂しく感じてしまいます。
振り返ってみれば、私は小さい献血ルームの方が好きかも知れません。
人数が少ない分だけ、看護師さんやスタッフの皆さんに守ってもらっている、気を遣ってもらっているという、そういう感覚がより伝わってくるような気がします。
とりあえず、新宿東口献血ルームで献血するとおまけをもらえるチケットをいただいたので、この次もここでやろうとすでに予約してしまいましたが(笑)。
献血では、本人確認のために、何度となく自分の名前を言わなければなりません。
吃音の人のほとんどが、自分の名前を言うのがとても苦手です。私も大の苦手。子どもの頃は、父と母の仲が悪くなった時など、離婚しないかなと真剣に考えていました。母の旧姓は、私にとってはとても言いやすい言葉だったのです。でも、苦手でないはずの言葉も、自分の名前になってしまうと苦手になる、そういうことはよくありそうな気もします。
それで、最近は割と名前もちゃんと言えていたし、吃音の方も大分楽になっていたはずなのですが、今回の献血では全くの絶不調でした。全然、自分の名前が言えない。加えて、ちょっとした雑談でもしどろもどろになっていました。
思い当たることがあるのです。
それは、年末に甘いものばかり食べていたこと。
糖を摂ると、その代謝のために、ビタミンB群が消費されます。甘いものをたくさん食べて、ビタミンB群が足りなくなってしまったかも知れません。
ビタミンBは神経にも作用します。
特にチアミン(ビタミンB1)は、筋肉が連動して動くことに必須な栄養素だと聞いたことがあります。チアミンが吃音に効くというのは、吃音の先進国？のオーストラリア辺りでは、普通に語られているようです。
言葉を話すって、皆何気に、当たり前のこととして行っていますが、一つ一つの筋肉の動きを見てみると、とて複雑にあらゆる筋肉が連動して動いています。
その働きにビタミンBはとても大切な働きをする。
それが糖の代謝でたくさん使われてしまって、神経に作用する分が足りなくなってしまったのではないか。
甘いものは控えなくてはいけません。
しばらく糖質制限を今まで以上に強化しようかなと思ったのですが、とりあえず、献血ルームでもらったチョコレートと、自分へのご褒美用に買ったゴディバのアイスは、さっさといただきました。
甘いもの食べたい...
ラカント、買ってこようかなぁ...
