マイブーム~大貫妙子ブーム到来

時刻を確認しようと思ってテレビのスイッチを入れたら、片岡鶴太郎主演のテレ朝「終着駅シリーズ」の再放送をやっていました。
いしのようこさんが出ていましてね、予定になかったのですが、結局最後まで見てしまいました。

昔、お昼のドラマで「おかみさんドスコイ」というのがあって、それ以来のファンです。
「おかみさんドスコイ」は相撲部屋のお話でした。松村雄基さんが親方で、いしのようこさんは若い力士たちに慕われる優しいおかみさんの役。
容姿はそれほど興味はなくて、この人の声が好きです。とてもやわらかい響きです。
人を好きになるのって、声の要素がとても大きいような気がします。少なくとも私の場合は。

言葉の響きも気になりますねぇ。
日本語の響きはとても好きです。
あと好きなのは、女性が話すフランス語。男性が話すと怖いです(笑)。
英語もぎりぎり好きかな。
○国や○国の言葉の響きはどうしても苦手です。
○国や○国の人がどうこうというよりも、その言葉の響きが苦手なようです。
ちなみに、○国や○国の人が英語で話しているのは、割と大丈夫です。
やっぱり、単に言葉の響きが苦手なだけのようです。

近頃、シティポップと呼ばれている音楽が、世界中で流行っているそうですね。
欧米の人が、日本にアナログレコードを買いにわざわざやって来るところがときどきテレビで紹介されています。
シティポップ、こんな言葉知らないよと思っていたのですが、1980年代のころのちょっと洗練された感じの、洋楽志向の日本のポップスのことのようですね。
当時はそんな言葉は無かったと思うので、最近になって後付けで出てきた言葉なのでしょうか。山下達郎さんとか南佳孝さんとか、吉田美奈子さんとか(←この人、今とても人気のようですが、最近まで知りませんでした)、当時はニューミュージックと言われていたジャンルの人達の、その中の一部のようです。
ちなみに、ニューミュージックという言葉は、レコード会社が吉田拓郎さんを売り出そうとした時に初めて使ったのだそうですね。と、さだまさしさんがテレビで言っていました。あ、吉田拓郎さんは、ニューミュージックではあっても、シティポップではないですね。

日本語は洋楽のかっこいいメロディには乗らないとか、日本語の音楽なんてダサいとか、いつまでたってもアメリカには追いつかないとか、そんな風に思われていた時代です。
私はちょっと違和感をもっていまして、山下達郎さんなどは、かっこいいメロディにうまく日本語を乗せていたと思っていましたし、アメリカで流行らないのは、単にプロモーションにお金をかけていないからだとか、この音楽のスゴさをわからない欧米の人達のセンスが足りないんじゃないかなくらいに思っていました。

今になって流行って来るというのは、もしかしたら日本の音楽は、何十年も欧米の音楽の先取りをしていたのではないかと、自分のことでもないのに妙な優越感を持っていたりします(笑)。
BTS?なにそれ?全米で1位をとったとか騒がれていても、日本の音楽は何年も前から、ずっと先を歩いていたのだと、わけのわからない優越感に浸っていたりもします。(笑)
あとはアニメの影響もあるのかな。日本のアニメのお陰で、欧米の人達が日本語に慣れたこと。

私自身は、そのシティポップと言われている音楽は、あまり好きではなかったのですが、牧瀬里穂ちゃんはかわいかったなぁ。(笑)


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♪兄は夜更け過ぎにユキエに変わるだろう...いらっしゃましー

あ、これはボキャブラ天国だった(笑)(笑)。


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話が逸れましたが、シティポップって、かっこいいメロディにうまく日本語を乗せているんですよね。
日本語の響きってとてもやわらかいし、きれいだし、好き嫌いは別にしてもとても優れた音楽だと思っています。

で、マイブームなのが、昔、山下達郎さんたちとシュガーベイブというバンドをやっていた大貫妙子さん。

ずっと前に、片岡鶴太郎さん主演で「家栽の人」というドラマがあって、かかっていたのが「春への手紙」という歌です。


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これが大好きで、でも、何となくそこから発展することなく、ずっと聴かないできたのが、何がきっかけだったのか今となってはすっかり忘れてしまったのですが、最近はYouTubeで探してはいろいろ聴いています。

きれいなメロディに、見事に日本語を乗せて歌っています。
そして声が好き。
若い頃のものよりも、今の声の方がさらに好き。

残念というかなんと言うか、地声と歌声が全然違うところも面白い。
例えば、コトリンゴさんなどは、独特な歌声なのに地声も歌声と同じです。笑えるくらい。
でも、大貫妙子さんは全く違うのです。歌声はこんなに透明感があってやわらかいのに、地声はどちらかというと低くて、ちょっと怖いくらいです。

最近はこちらの動画を何度も何度もリピートしています。


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とっくに還暦を過ぎているはずなのに、声の方はまだまだ進化しているところが素晴らしい。普通は、高音はなかなか出なくなってくるんだけどなぁ。