・3/9
夕方家に戻ったら、いつものようにやって来た猫のだんな。
試しにグレインフリーのちゅーるをまず出してみた。
勢いよく食べ始めた。
なんだ~、食べくれるんだ~
って思ったのも束の間、凍り付きました…
んん、違うニャ
って顔してる。
フン、って路地の向こう側に行って、ゴロンとふて寝しちゃった。
ごめんごめん、こっちがいいんだよね~
って言っても、なかなか機嫌を直してくれない。
それでもやっと機嫌を直して2本食べた時、何か気配を感じたみたい。
ずっと遠くの方をじーっと見てる。
その視線の先にいたのはよそ者猫か。
見た感じ、いつも来ているよそ者猫よりも少し小さい感じ。
新参者の侵入か。
いつものよそ者猫なら、気配があればすぐにでも追いかけて追い払おうとするので。たぶんいつもの猫ではないのだと思う。
お互いに探り合っていました。
相手はこっちに来ようかどうかうろうろしていたのに対して、猫のだんなは一歩も動かずに、じーっと相手の動きを見ていました。
新よそ者猫が塀の陰に隠れた時、ホッとしたのかだんなはこちらに振り向きました。
もう1本食べたいニャ~
食べている途中、また気配を感じたようです。今度はだんなの方が塀の陰に隠れて見張っていました。
新よそ者猫がいなくなるまでずーっとこの調子。
私もそれに付き合って、最後までこの調子(笑)。
やっといなくなったら、反対側の本命お姉さんのアパートの方に消えていきました。
・3/10
朝、出かけようとしたら、ニャンニャンってやって来ました。
ちょっと眠そう。
本当に眠かったみたいで、1本だけ食べたらこの通り。
喉の背中と両方を同時攻撃でコチョコチョしたら、私の手をペロペロ舐めてきました。
ホント、気持ち良さそう。
でも。今日は時間がないんだよ。
じゃあね、って出かけたら、え?もうおしまいなの?って。私が見えなくなるまで、じーっとこちらを見てました。
・ 3/11
このところ、続けて私が家を出る時間にやってくる。
だんなの体内時計と私の行動がうまく重なっているのか、それとも時間の感覚がわかって、そろそろ出てくる頃だと待ち構えているのか?
ちょっと眠そう。
いつも、朝はそれほど食べない。この日も1本でおしまい。
のはずでした。
夕方、家に戻ったら、やっぱりいました。
今日は4本食べました。
完全栄養食のちゅーるは特別美味しいようで、味わって食べている感じが見て取れます。
すぐに飲み込まないで、口の中でまわしているのです。
4本目は食べるペースが落ちましたが、口はちゅーるの出口から離そうとしない。
でもさすがに4本食べたら満足したようで、路地の向こう側でゴロン。
ここまでお腹がいっぱいになると、もう私には用はないようです。
近づいてコチョコチョしようとしても、触らせてくれない。
そのうち、やっぱり本命お姉さんのお家の方へと歩いて行きました。