最近は週一のペースでビオセボンにココウェルのココナッツオイルを買いに出かけています。
ココナッツオイルだけ買うのもナンですので、お店の中を一回りして、何か面白いものはないかと物色しています。
いつも気になっていたオーガニックオーツミルク。
イタリアのイソラビオというブランドのものですが、オリジナルとバリスタの2種類あって、バリスタの方がセールになっていました。
バリスタの方はコーヒーに合わせるように作られているらしい。
これが通常の半額くらい。これは買わない手はない。
一応、オリジナルの方とどこが違うのか、原材料表示を見てみると…
イヌリン(水溶性食物繊維の一つ)が添加されている。
何かねぇ、嫌~な予感はしたんですけど、まぁ一つ試してみるかと、買ってみました。
家に帰ってから軽く飲んでみると、え~!ものすごく甘い!
何か甘味料が入っているのではないかと、もう一度原材料を確認してしまいましたよ。
でも、何もそんなものは入っていない。
これはイヌリンの影響か?
食物繊維は炭水化物です。
炭水化物と言うと、太る原因だと勘違いされてしまいますが、食物繊維は消化されず、吸収されないので、太る原因にはなりません。むしろ一般的には、腸の善玉菌の餌になると言われるものです。
性質としては、同じ炭水化物の糖に似て多少は甘くなるのかな?
とは言え、私はそもそもオリジナルのオーツミルクを飲んだこともないので、もしかしたらこの甘さはオーツミルク独自のものかも知れません。
これだけ甘いなら、お砂糖なしのお菓子作りに使えるかもしれない。
溶き卵と混ぜて、蒸してみました。
オーツミルクのプリンです。
これでもほんのり甘さを感じる。
私にとっては十分な甘さです。
(普通の人にとっては、たぶん物足りない甘さですけど)
何となくここに甘くない生クリームを絞って、いちごなどのフルーツをのせて食べてみたくなりました。
いちごのシーズンももうすぐ終わるので、早めにやってみよう。
で、このオーツミルクプリンを食べて少ししてから、やっぱり初めの嫌な予感は的中してしまいました。
急にものすごい便意。
実は、イヌリンというのは、お腹の弱い人にとっては避けたい高FODMAP*1のものなのです。
摂っても大丈夫な量は、人によってかなり差がありますが、私はイヌリンをたくさん含んでいるごぼうで、かつてえらい目にあっていますので要注意なのでした。
あ!けっして漏らしてはいませんよ(笑)。
まぁ、この日はオーツミルクバリスタのプリンを食べる直前に、やはり高FODMAPの絹ごし豆腐も食べているので、合わせ技でのお腹キュルキュルではありますので、一気に食べすぎなければ大丈夫かな?
もしかして大丈夫そうだったら、まとめて箱買いしてしまおうと思っていましたが、さすがにたくさんはいただけないので、2本だけ買い足してきました。
◆
そしてもう一つ気になったのが梅干し。
いつもは川崎市にある農産物直売所で買うのです。
良くも悪くも、本当になんでもないフツーの梅干し。
しかし、今はシーズンオフ。もうすぐやって来る梅の季節が過ぎて、梅干しとして漬かるまでお預けです。
どうしたものかなと仕方ないので普通にスーパーであまり原材料表示も見ずに買ってみたら、これがなんだかとても甘いの。
梅干しを食べているというよりも、なにかスイーツを食べているのではないかという甘さ。
甘いのがフツーの人にとっては、これくらいがちょうど良いのかもしれないけれど、私はただの梅干しが欲しいだけなので、この甘さは許せない(笑)。
それ以来、いろいろなお店で梅干しの原材料表示を確認していますが、どいつもこいつも、みーんな余計なものが入っている。
あー、次に直売所に梅干しが並ぶまで、梅干しはお預けかな~と諦めていたのですが、何気なくぶらぶらしていたビオセボンで見つけました。
普段の漬物売り場ではなくて、小さな台の上にスポット販売されていました。
有機梅だと高いのだろうなと思ったのですが、500gで1500円(税別)。
決してものすごく高いというわけでもない。
原材料表示を見ると、見事に梅と塩だけ。スバラシイ!(笑)
早速食べてみると、これぞ正にザ・梅干し。本当にただの梅干し。ウレシイ。
私は決して有機梅だとか塩にこだわっているとか、そういった意識高い系のものが欲しいというわけではないのです。
例えば、農家さん等の庭に立っている梅の木に実がたくさん生ってしまったから、捨てるのはもったいないし、それなら梅干しでも漬けましょか。たくさんできちゃったから売ってみようかな。
こんなのが理想。
意識低すぎるくらいがちょうど良いのです。
あ。なんだか自分で梅干しを作ってみたくなってきた。
意識が低すぎる、何でもないただの梅干しを(笑)(笑)。