消えてしまいたいという気持ちがなくなった

自分に起きた変化に気がつきました。
それは、ずっと悩まされてきた「消えてしまいたい」という気持ちが出て来なくなったこと。

これは、辛いこと悲しいことがあったから湧いてくる気持ちではなくて、むしろこの状態がデフォルトであって、楽しいことがあったり、何か集中している時は忘れてしまっているだけなのです。

だから、楽しい時間を過ごしても、その後にふと我に返った瞬間から、「消えてしまいたい」という気持ちが再び湧いてくるんです。

死んでしまいたい気持ちと、消えてしまいたいという気持ちは違うものだと、ずっと思っていました。
だから自分は大丈夫だって思っていました。
でも、その一方で、芸能人や有名人が自死する度に、いつも明日は我が身だと、そういう気持ちが湧いて出てきていました。

違うものではないんですね。死にたいも消えたいも同じ。
こないだ読んだ本にそう書いてあった。

ほんの数週間前まで、絶え間なく「消えてしまいたい」という気持ちが湧きあがっていたのに、今は全然感じないのです。

自分に一体何があったのだろう?と思った時、6月の初めころから飲み始めたプロテインが効いているのかなと、そんな気がしてきました。

プロテインを飲んだ後は、今まで気になっていたことが、そんなことどうでもいいじゃんって、そういう気持ちになります。
大切に思っていることがどうでもよくなるということではないです。
例えば、周りがどう思っていようがどうでもいいじゃん。

そう言えば、つい最近気がついたこと。
スーパーやホームセンターの店頭で、スマホの勧誘や貴金属の買取の呼び込みしてますよね。私、あれがとても苦手。
入り口が何か所かあるお店では、わざわざ遠回りしてでも、そういった業者のいない入り口まで回ります。
駅の近所ではティシュー配り。これもとても苦手。
でもね、プロテインを飲んだ後に買い物に行ったら、あんなに苦手で悩んでいたはずなのに、どうでも良くなっていました。
そんなのバカバカしいと思われるかもしれないけど、自分にはとても大きな問題でした。毎回毎回、嫌な気持ちになっていたものですから。

毎回私のブログを読んで下さっている方にとっては、辟易しているかもしれませんけれど、かまわず書きます。
やっぱり脳のエネルギーにかかわってるのではないかな。

脳が必要としているエネルギーに対して、産生されているエネルギーが足りなくなると、いろいろと問題が起きてくる。
鬱、不安症、統合失調症発達障害、吃音、自死念慮、てんかんパーキンソン病、慢性的に長期に渡り続けばアルツハイマー。どれも皆同じく脳のエネルギーが足りなくて起きるんじゃないかって、そう考えています。

脳が必要としているエネルギーって、ひとそれぞれかなり個人差があります、
例えば、繊細な人っていうのは、脳の神経細胞が普通の人よりも多い人だと考えています。そうなれば、当然、自然といろいろなことに敏感に反応してしまい、特に何もしていなくてもエネルギーをたくさん使う。

少し前に読んだ、土曜夜のTBS安住さんの番組でコメンテーターとしてお馴染みの、東大教授池谷裕二さんの本に書いてあったのですが、人は生まれた時にものすごい数の脳の神経細胞を持っている。生まれてから、急激に減るのだそうです。

 

(書いてあったのはこの本ではなかったかもしれません。記憶が曖昧。すみません)

少し前にHSPという言葉が流行りましたが、HSPというのは、本来減るはずの脳神経細胞が何らかの原因で減らなかったものなのではないかって、そんな気がしています。
そうだとしたら、HSPの定義として生まれ持った性質というのがありますが、HSPなど存在しないということになってしまいますね。でも逆に言えば、生まれたばかりの子供は皆HSP(HSC*1)ということもできますね。

なぜ脳神経細胞が減らなかったのか、それも人それぞれいろいろと原因はあることと思います。
でもよくあるのが、その脳神経細胞が減るはずの時期に、安心して過ごせる場所が無かったから。自分の過去を振り返って、そんな気がしています。私が子供の頃、我が家はとてもギスギスしていました。

例えば、両親の不仲。こういったことも、子供は敏感に感じ取ります。
ほんの一例です。他にもいろいろあると思うので、もしも自分の子供が繊細過ぎているとしても、必ずしも全てが親の責任であるとは限らないと思っています。

今、繊細すぎて苦しんでいる人を前にして、何が原因だったのか詮索したところであまり意味がない。
それよりも、どうしたら生きやすくなるのか、それを考えた方が建設的です。

私は、脳がエネルギーをたくさん必要としているなら、その分、たくさんのエネルギーを供給するしかないと思っています。
その方法は人それぞれ、自分で手探りで見つけるしかないのかな。

私は糖質を極力減らして、脂質(主にココナッツオイル)をかなり過剰に摂っています。ビタミン(特にナイアシン)、マグネシウムや鉄などのミネラル、全て脳のエネルギーレベルを上げるためのものです。
そして、6月からプロテインを始めて、とても効果を強く感じています。
消えてしまいたいという気持ちがなくなったのも、このプロテインの効果ではないかと思っています。本当に数週間前までは、いつもいつも消えたいと思っていたのですから。

人それぞれ違うと書きましたが、糖質を控えることと、タンパク質をしっかり摂ることは、誰にも共通していると思います。

心が疲れたら、まずは肉を食べましょう。
疲れていなくても、肉を食べましょう。

HSPには、HSSと言われるタイプがあります。
HSPの人はおとなしいというイメージですが、HSSは活発で行動的なHSPといったイメージでしょうか。
たぶん、脳の神経細胞がたくさんあっても、そこに十分なエネルギーが供給されている状態なのではないかと思います。
傍から見ると、一見何の問題もないように見えます。
でも、一度、何らかの原因でエネルギーが十分に供給されなくなると、一気に落ちていくことになります。
あんなに元気だった人がなぜ…
ということはよくあること。

私はどちらかというと、何でもやりたがりでした。
小学生~高校生のころの、私の同級生の私に対する評価は、明るくて元気で活発な人という人もいれば、おとなしくて真面目で静かな人という人もいます。二重人格、多重人格。
HSSに近かったのではないかな。
でも、吃音でブレーキがかかっていました。
でももしも私に吃音が無かったら、無防備にいろいろな所に出かけて行って、急に落ちて死を選ぶようになっていたのかも、そんな気もしています。
ずっと吃音で苦しんでいた気になっていましたが、吃音というよりも、繊細さからくる生きずらさの方が実は強かったなって思っています。

とは言え、繊細さも吃音も、根は同じなんですけどね。
どちらも脳のエネルギーを増やすしかない。

またもや起きてしまった芸能人の自死
私は彼のことはあまりよく知らないし、憶測だけで語るわけにもいかないので少しだけ。

私は最近リニューアルした彼に、やっと自然体になったなと好感を持っていました。
しかし、そうは思わなかった人もいたようですね。
本当なら、どんなに善人でもそれを嫌う人は一定数いるし、ぜんぜん気にするようなことではないはず。それが自死の原因かどうかさえも分かりませんが、そんなのどうでもいいじゃんと思えたら良かったのに。

彼は性の違和感もあって、繊細にならざるを得なかったのではないかって思います。
その繊細さ故にエネルギーをたくさん必要とした。
今まであんなに明るく振舞えていたのは、それでもまだ十分なエネルギーが供給できていたから。
十分なエネルギーが供給されなくなった瞬間、一気に落ちてしまった。
そんな感じなのかなと思っています。

周りを変えることができなくても、自分の食べ物を変えることくらいは簡単にできるはず。

一時的に避難する場所はもちろん必要だけれども…

気持ちが落ちてきたら、まずは肉。
繊細な人なら、落ちなくても肉、いつも肉。
それでも足りなければ、プロテインを飲みましょう。
憶えておいてください。
私に限ったことかも知れませんが、いろいろなことがどうでもよく思えてきますよ。

*1:子供のHSPのこと