あぶらで下痢をしてしまうのは、身体を守る仕組みなのかもしれないと思った。

昨日の続きというか、考察です。

tohost3250303.hatenablog.com

WHOなんかも減塩を推し進めているようだけれど、減塩によって必ずしも健康になれるかと言えば、私は疑問に思っているし、少なくとも私は塩分がすぐに不足してしまい、気を付けて摂るようにしています。
塩分が不足すると、パワーがなくなるんですよね。
すぐにわかる。

減塩が健康に効果がある人と、体調が悪くなる人の差って何だろうかと考えたのです。

それは、塩分をしっかりと消費できるか、消費できずに貯めこんでしまうかの違いなのかなって。

糖質制限をするようになって、ときどき理由の分からない体調不良があったのですが、糖質制限の江部先生の本を読んでいたら、糖質制限をすると塩分が足りなくなりがちになるのでしっかり摂るようにって書いてありました。

実際に塩をなめたら、すぐに回復しました。

つまり、糖質を摂らないと、エネルギーは脂質から産生されるわけで、この代謝には塩分がたくさん使われるのではないか。

逆に言えば、糖質が十分にある状態では、塩分が消費されずに貯めこまれてしまう。
そして、その塩分過多がいろいろと身体に悪さをする。

高血圧には糖質制限が効果あると、いろいろなところで目にしますし。
これは糖質がなくなれば、エネルギー産生には、脂質とともに塩分も消費されることを示しているのかなと思います。

それで、昨日の記事です。
あぶらを食べ過ぎたら下痢をして、塩を摂ったら治ったということについて。

例えばタンパク質って、十分に摂るとそれ以上食べたくなくなるんですよね。
以前にホンマでっか!TVで、池田先生もそう言っていました。
身体にセンサーがあるんだそうです。

池田先生は、脂質や糖質にはセンサーがないから、食べすぎには自制心が必要と仰っていたけれど、脂質については根拠はないんですけど、私はセンサーがあるはずだと思っていました。

それで今回思ったことなんですけど、下痢というのは吸収されないで流れ出すということ。つまり身体が受け付けていないんですよね。これがセンサーの代わりになっているのではないか。
身体はエネルギーとして代謝できる分だけしか脂質を吸収しようとしないのかなって。

そして、その量を決めるのが、身体の塩分量なのかな。
塩分がしっかりあれば、脂質はエネルギーとして使われるんです。

自分としては、糖質制限下ではあぶらをたくさん摂っても太るという実感は全く無いし、ただ体温が上がって、いつも身体がポカポカするようになったというだけのこと。
あんなに低体温で悩んでいた私がです
つまりは、あぶらは摂り過ぎても、基礎代謝の上昇に関与するだけであって、仮に必要以上に食べてしまっても、エネルギーに変換できない分は吸収されずに下痢となって外に流れ出す。
これが事実なら、なんというか、ものすごい身体の仕組みだなって思います。
神秘と言っても良いのか。うまくできてるなと。

念のため申し上げておきますが、これはあくまで糖質制限下でのことですので、注意が必要です。
上記の理屈から言えば、糖質があり余っていると、体内の塩分が消費されない⇒塩分がしっかりあれば、脂質もどんどん吸収されてしまう。
糖質がしっかりとある間は、脂質の代謝も滞りますので、塩分も脂質も過剰になって貯まっていく。
そういうことになります。

ちなみに、健診の項目の中性脂肪ですが、あれはあぶらを控えてもなかなか下がりません。あぶらはきちんと代謝されれば、すぐにエネルギーに変わるもの。
中性脂肪の値を上げるのは、過剰な糖質です。
使い切れなかった糖が脂肪に変換されて、蓄えられてしまうんです。
つまり、中性脂肪の数値は、糖質を控えるなり、糖質の代謝を促すようなビタミン(主にビタミンB群)やミネラルによって改善されるはずです。

以上は、あくまで私の個人的な経験に基づいた、素人による考察です。
あまり信じすぎることのないよう、お願い申し上げます。
これからも自分の身体のモニタリングは続けていくつもりです。