バスケットボールの日本代表は、なぜ最後の最後であんなに力を発揮できるのだろう???

昨日のバスケットワールドカップは、思わず比江島~って叫びそうになってしまったよ。
ずっと大活躍してきたホーキンス選手がまさかの失速。
シュートがぜんぜん決まらなくて心配になってしまったが、そこに現れたのがチーム最年長の比江島選手でした。
すごい活躍でした。

初めの方は、負けていてもどうせ最後の方で盛り返すんでしょ?くらいの気持ちで、けっこう気楽に見ていました。
でも、最後の5分くらいは、心臓のドキドキが止まらなくなりました。
こんなにスポーツでドキドキしたのはいつ以来だろ?
もしかして、サッカーのドーハの悲劇以来かもしれない。

しかしそれにしても、なんで日本代表は試合終盤にあんなにスゴイことになるだろ?
対戦相手は、終盤になると疲れが出てくるのか、シュートの精度が落ちるのに、日本の選手はだんだんと精度が上がっていくのです。

ホーバスヘッドコーチも、最初からあの戦いができていたら、もっと楽なのにだって。

もしかして...と思いついたのが乳酸。
疲労物質としてあまり良いイメージのない乳酸ですが、これが実は脳のエネルギー、神経伝達物質として利用できることが分かってきています。

www.s.u-tokyo.ac.jp

激しい運動をすると、筋肉でたくさんのエネルギー(グルコースブドウ糖)を消費してしまい、脳に使われるエネルギーが足りなくなる。
これをエネルギーとして補うのが乳酸らしいのです。
なんだか人間の身体に仕組みには、驚かされることばかりです。
たぶん、試合終盤になれば、選手の体内は乳酸が物凄いことになっているはず。
それが逆に神経を研ぎ澄ませ、シュートの精度を上げる要因になっているのではないか?

そんなことを考えてしまいました。

軽い有酸素運動では、乳酸は作れません。
激しい運動、つまり無酸素運動により、乳酸が作られるのです。

他のチームだって同じ条件ではないかって思われるかもしれない。
でもこういう事って、日ごろからやっているとそのエネルギー回路がさらに活性化するのではないかと思います。
つまり、日ごろから乳酸がドバドバ作られるようなトレーニングを積んできたのかなと。

根性論を持ち出すのはあまり好きではないけれど、努力はこういった形で結果に表れてくるのだなと、なんだかスゴいことを発見したような気持ちになっています(笑)。

皆さんにも、脳にエネルギーが足りない時のために、例えば気持ちが落ち込むとか、何もやる気が起きないとか、そういう時のために日頃から乳酸を脳のエネルギーとして使えるように、きついトレーニングをすることをおススメします(笑)。
乳酸を脳のエネルギーとして効率よく使えるために、このエネルギー回路を確立しておくのです。

ウォーキングや軽いジョギングではダメです。
これはむしろ、ミネラルを無駄に消費してしまうだけで、乳酸は出ません。
走るなら全力疾走を繰り返します。
一人で走るのはどうかなというなら、ワンコと一緒でも良いでしょう。
ちーちゃんはきっと付き合ってくれると思います。
走るのが苦手なら、筋トレでも良いでしょう。
毎日へとへとになるまで筋トレをしましょう。

それを繰り返せば、脳から繋がっている神経にまでエネルギーが満たされて、いつかギターを押尾さんや坂崎さんのように弾けるようになるかもしれませんよ。

私はバスケットボールにはほとんど興味がないのです。
スラムダンク?なにそれ?といったレベルです。1ページでさえめくったことが無い。

しかし過去には一度だけバスケットボールに興味を持ったことがありました。
それは、マイケルジョーダンです。
もう、ぐうの音もでないほどの美しさでした。
まるで芸術作品を見ているかのような気持ちで見ていました。
スポーツとしての興味とは少し違いますね(笑)。

さて、あと残り1試合。これに勝てば自力でのパリオリンピック出場が決まります。
ただし、相手もアフリカのオリンピック枠を賭けての戦いになります。
今回のワールドカップで初めてのランキング下の相手との対戦ですが、侮ってはいけません。
油断したらやられます。
あ、ダメだ。今からドキドキしている(笑)。
ガンバレニッポン!!!