ももはな (id:however-down)さんのところのお子ちゃまたちは、ビッグモーターだったり、こんな動画がエンタメになっているようで...
あな、末恐ろし…。
私もちょっと見てみました。
安芸高田市の若い市長、かっこいいね。
わけのわからない質問に対して、
「読解力の問題です」
って(笑)。
でも本当は、読解力以前の問題なんだよな。
◆
もともと日本人の多くは、脳のエネルギーが比較的少ないんだよな。
なぜなら肉をあまり食わなかったから。
それでもなんとかやって来れたのは、昔はフツーに食べている物にもたくさんのミネラルやビタミンが含まれていたからなんだよ。これらはエネルギーを産生するのにとても大切。エネルギーの素になるものが十分でなくても、最大限効率よくエネルギーに変えることができた。
近年、肉をたくさん食うようになってきたが、今度はこいつをエネルギーに変えるビタミンやミネラルが乏しくなってきた。
日本の土壌は火山灰なので、もともとミネラル成分が少ないと言われています。
そこに加えて近年の農業は、化学肥料や農薬の影響で、栄養がなくても作物が育つようになってしまった。
ミネラル豊富な海のものも、あまり食べなくなってきてしまった。
海のものは高いからねぇ。
もともと漁獲量が下がっているところに加えて、世界中の日本食ブームで今まで海のものを食べなかった人たちが食べるようになった。特に中国人に目をつけられてしまった食材は大変だな。人口が多いから、一気に消費されてしまう。
まぁ、漁業関係者にとってみれば、日本人に売るよりも、もっと高く買ってくれる中国人に売った方が儲かるということなんだけれど。
こんなことを書いてしまうと叱れられるかもしれないけれど、日本人の脳のエネルギーの乏しさの象徴は、優れた職人文化。
余計なことにエネルギーを使うことなく、寡黙で黙々と一つのことにこだわり精進していく。
これは実は、脳のエネルギーが大きくないからできることなんです。
脳のエネルギーが豊富にあったら、いろいろなことに気持ちがいってしまい、なかなか一つのことに集中できなくなる。
オタク文化もそれみたいなものだな。
でね、言葉を使うのって、とても大きなエネルギーを使うのですよ。
簡単に言ってしまえば、人間以外の動物は、ときどき天才がいるかもしれないけれど、ほぼ全て言葉を使えない。
それは言葉をつかえるだけの脳のエネルギーがないから、進化が滞っているのです。
人間でも、何か大きなストレスが加わると、言葉が出ないことってありますよね。
他のことでエネルギーをたくさん使ってしまえば、もともとエネルギーをたくさん使う言語には十分使えなくなるから起こることなのです。
例えば私の吃音は脳のエネルギー不足からくるものだと思っています。
つまり私は、もともと脳のエネルギーが乏しい。
前にも書いたことがあるけど、学生の頃のアルバイトで、社員さんの説明を聞き始めるとすぐに眠くなってしまう。実際に眠ってしまったことも何度もありました。
決して気持ちが緩んでいるとか、前日から徹夜したとか、そういうことではないのです。真剣に聞こうと思えば思うほど、眠くなるのです。
当時は真剣に悩んだものでした。
最近になって分かったこと。これは脳のエネルギーが切れてしまっていたのだって。
例えばコンピューターでメモリーが足りなくなってくると、フリーズしたり、シャットダウンしたりしまうよね。あれと同じようなものなんです。
私が真剣に言葉を理解しようとすればするほど脳のエネルギー不足になり、そして眠くなる。
つまりは読解力が足りないのは、脳のエネルギーが足りなくなっているという可能性がある。何度読んだって、何度聞いたって、エネルギー不足なら理解できないのです。
よく議員が会議中に居眠りをしていることが問題になっているけれど、あれは決して気持ちが緩んでいるわけではないのですよ。
むしろ真面目で真剣な人ほど、エネルギーをたくさん使い過ぎて睡魔がやってくる可能性がある。
でもね、これを許してはいけないのです。
本当なら、これはもう脳のエネルギーが足りなくなっている時点で、議員失格なのですから。
自ら退いたほうが良い。
もちろん人格を否定してはいけません。彼らはとても真剣で真面目なのですから。
ただ、議員としての能力が足りないということです。
脳のエネルギーが足りなくなっている人が、言葉を駆使して議論などできるはずがないのです。それは議論が高度になればなるほど、しっかりを現れてくるはず。
自ら退かないなら、こういう人に投票してはいけないのです。
何の仕事もできないのですから。
有能な人の足を引っ張るだけなんです。
◆
生まれる時に親からものすごいたくさんの栄養をもらっている人には実感できないかもしれない。
でも、そうでない人はたくさんいるわけです。
それは国家プロジェクトとして、脳のエネルギーを上げることを推進していかくてはならないことだと思っています。
でもそれを不都合に思う人もたくさんいるのだろうな。
脳のエネルギー不足を招く一番の原因は、糖質過剰です。
糖質過剰になると、インスリンの抵抗性が上がります。インスリンが効かなくなるのです。
これは細胞が本来エネルギー源になるはずの糖を取り入れられないことにつながります。
このことが脳の中でも起きるのです。
これが進行すれば、認知症にもつながります。
つまりは、読解力が足りないからと国語の勉強をすることは大切ですが、その前の前提として、まずはタンパク質をしっかりと摂ること、そしてそれを代謝させるためのビタミンやミネラルもしっかり摂ること。
がんばりましょう。
ジビエなんて最高だと思うんですけどね...(笑)。
↑この本を読んだけど、とても面白かったよ。