人って変わるんだなってしみじみ...

はてなの購読リストのおとなり日記のところに、最近はHSPや吃音のことについて書いた記事がよく出てくる。
きっと私のブログも、HSPや吃音について興味ある人のおとなり日記のところに出てきているのだろうなと思いつつ、でも平常は関係のないわりとどうでも良いことばかり書いている。

きっとHSPや吃音目当てで読みに来てくれた人はがっかりしてるのだろうな。
昨日の記事はいつもより少しアクセス数が多かったみたいなので、とりあえずはっておきます。HSPや吃音に興味ある方は、どうぞこちらをご覧ください。

 

tohost3250303.hatenablog.com

今日はHSPや吃音とは全く関係のない話。
どちらかと言えば、思えは本当にHSPなのかと疑われてしまうような話かもしれません(笑)。

高校3年の時に国語の授業中、教師に面と向かって「今後一切、お前のことは無視する」と宣言されました。軽い反発だったのですが、それ以来、私はその教師の授業は、教科書もノートも出さず、何もしないで椅子に座っているだけ。それから間もなく試験を迎えました。
以前にも書いたことがあるかもしれませんが、この試験で、私は国語の答案を白紙で提出しました。
そしてその答案の返却の時は、お前どういうつもりだと言い寄られました。

私 だって、あなたが私を無視するって言ったのでしょう?真面目に答案を書いて、無視されたのではバカバカしいじゃないですか?

教師 もう無視しないから、真面目に授業を受けなさい。

今だったら冗談じゃないと、校長案件→教育委員会案件まで持ち込むことを考えるかもしれません。でもその時はまだまだ私はいたいけな高校生。別に初めから拗らせるつもりもなかったし、それ以前に私はとても内気なHSPなのです(笑)。

まあ、それ以来、普通に授業を受けるようにはなったのですが、そんな事件をきっかけに、ある同級生H君と仲良くなりました。

彼とは、それまでは会っても軽くあいさつするくらいの関係。言葉を交わしたということはほとんど無かったのです。

私を無視するといった教師は、人間的にかなりダメな人でした。かわいい女の子とか、明るい男子に向かっては、いつもニコニコ、デレデレなのに、地味でおとなしい生徒には目つきがとても厳しくなります。あまりにも露骨で、嫌な気持ちになる人がたくさんいました。こんなんでよく教師になれたな。

そのH君も私と同じように、悪い意味で目をつけられていて、彼はそれに露骨に反発していました。
その教師に面と向かって、お前の授業なんて聞くだけ無駄、俺には国語は必要ない、と言い切りました。

そんなんだから、彼は成績の方はかなり悪い方でした。
卒業はできましたが、仲良くなって日が浅かったものですから、彼の進路については全く知りませんでした。
本人から聞いたわけではないので信憑性はかなり低いのですが、大学には進学せずに、作詞家の先生のところに弟子入りするとか、そんな噂が出たりして...。
卒業してからは全くつきあいが無く、私の意識の中にもほとんど彼の存在は消えていたのですが...。

最近になって、かれはどうなったのだろ?と思い出して。
で、本当に作詞家に弟子入りしたのなら、もういい歳だし、作品が発表されているかもしれないと、ネットで彼の名前を検索してみたのですよ。

お!その名前でヒットしました。
まぁ、同姓同名もあるだろうしなと、半信半疑でそのページを見てみると大きく顔の写真が載っていて、髪の毛はかなり後退していますが、確かにH君の顔でした。

それはキリスト教の教会の牧師の紹介ページ。
プロフィールを見ると、生まれた年、出身高校、まさに彼でした。

もうびっくり。

経歴を見ると、高校卒業を卒業してすぐに、キリスト教の牧師になるための学校に通っていたみたいです。家族で熱心な信者だったのかな?
作詞家に弟子入りしたなんて、嘘っぱちでした。
キリスト教の勉強のために海外留学して、日本に戻ってからは、キリスト教系の学校の先生をしていたみたい。

俺に国語はいらないと言っていたのは、もしかしてそういうことだったのかと今になって思ってみたりして。

あの当時の彼を見て、そんなイメージはまったく浮かばなかったのですが、牧師ということはプロテスタントですよね。
私の勝手な印象ですが、プロテスタント=少しヤバい人
(関係者の皆さん、すみません)

彼の気風には合っていたのかもしれないと思ってみたり。

人って変わるんだなと、少しびっくりしたという話でした。