お肉が食べたい、お肉をひたすら食べたい

植物ってスゴイなと思います。
太陽の光と水があれば、自分が生きるためのエネルギーを作り出せてしまうのだから。
人間も光合成ができれば良いのに。そうしたら働かなくても済む???

自分の意思で動けないから、生きるために外敵から身を守る機能もいろいろと備わっています。
たとえば、紫外線から守るポリフェノールといった類のもの、
紫外線というのはかなり強烈なパワーを持っていて、人間の場合、少し浴びるくらいなら健康にも良い効果がありますが、たくさん浴びると酸化リスクが高まり、場合によってはがんの原因にもなりうる。
植物だって同じです。あまり強い紫外線に当たっていると、植物にもダメージがあるはずです。太陽の光が強いところの植物ほど色が濃いのは、紫外線から身を守るための物質をたくさん作りだしているから。
この物質がとても抗酸化力の強いもので、人間が摂ると、酸化リスクを抑えられるということで健康に良いとされていますね。
ブルーベリーのアントシアニンとか、チョコレートのカカオポリフェノールとか、トマトのリコピンとか、しいたけなどは太陽の光で抗酸化力の強いビタミンEを作り出しますし、どれも健康効果が期待できるものは、植物が太陽の光、紫外線から身を守るために作られたものばかり。*1
外敵は紫外線だけではありません。その植物を食べちゃう動物からも身を守らなければなりません。一つ一つの個体は食べられてしまえばそれでおしまいですが、種の保存という観点から考えれば、自分が食べられてしまった時に何かダメージを与えておけば、自分の次に続く者たちは食べられずに済むかもしれない。相手の動物を殺してしまうほどの毒を持てればそれで決まりですが、そこまでではなくても、ちょっと下痢してしまうとか、かゆくなるとか、もうあれを食べるのはこりごりだと思わせれば、それで成功。植物って、割とどんなものでも、動物にとって毒になる成分を持ち合わせているようです。
例えばわかりやすいところで言えば、毒キノコ。食べたら死ぬで、とそこまで強烈でなくても、じゃがいもなども毒を持っていることは知られていますね、
最近読んだ本によると、平均的なアメリカ人が1年間で食べる量のじゃがいもに含まれるそのじゃがいも毒を、もしもまとめて摂ってしまったら人は死んでしまうのだそうです。一度にそんなにたくさん食べることはないだろうから、普段じゃがいもを食べる度に、心配することもないけれども、きっと体の小さい小動物なら、結構なダメージがあるかも知れないなと思っています。
つまりは、人間は植物の持っている毒を、肝臓で分解できる範囲で食べていくことになるのです。植物の持っている毒は、その植物によって違います。同じものばかり食べていると、ある特定の毒が許容量を超えてしまうかも知れません。そういった意味で、できるだけいろいろなものを食べるというのは、とても大切なことだと思っています。

それでふと思ったのですよ。植物は自分で作った毒によりなにかダメージを負うことはないのかな?と。
もしかしたら、毒を中和するようなものも自ら作り出しているのではないか。
よく、成分を抽出して摂るよりも、まるごと食べたほうが体に良いとされるのは、そこに理由があるのではないかと思いました。もちろん毒とわかっている部分を分離することができるなら、それはやった方が良いわけです。例えばじゃがいもの芽などは必ず取らなければならないし、光に当たって緑色になった部分も毒ですので、これも必ず切り取らなければならない。でも、はっきりと分かれていないこともありますよね。こういうところについては、意外と丸ごと食べることで解決してしまうこともあるのではと思うのです。
植物にはまだまだ解明されていないことがたくさんありますね。
以前にある栄養のカウンセラーさんのブログで読んだのですが、サクランボが痛風にとても効くらしい。これはアメリカではすでに当たり前のことになっているようですが、アメリカでの研究ですので、日本の佐藤錦が効くかどうかは分かりません、アメリカンチェリーだけの話かもしれません。あの濃い色に何か秘密があるのかな?
それにしても、確かに効果があるのは分かってきているのですが、サクランボのどの成分が効いているのかはまだ分かっていないのだそうです。
また、以前に某精米業者主催の講演会に招待していただいたときの話ですが、お米の糠にはとても素晴らしい健康効果があるのだけれども、これもまだ解明されていない成分によるものかも知れないという話をされていました。

このように、植物が自らを守るために備え付けてきたあらゆる装備は、それを食べて生きている動物には、良い働きをするものをあれば、毒となって悪い働きをするものもある。

ときどき思うのですよ、糖って肝臓で処理されますよね。肝臓って毒を処理する臓器です。人体にとって、実は糖も毒として認識されているのではないのかなって。糖って意外とあらゆる植物に含まれています。

つまり、野菜って体に良いことばかりでもないんだなって思うのです。
からしてみれば、野菜一日350gなんて、それはもう狂気の沙汰です。考えられない。
食物繊維を摂りましょうと言うけれども、あんなのう○ちの量が増えるだけです。実際、私は野菜をたくさん食べた時は、お腹の調子が悪くなります。下痢をしたり、便秘になったり。お腹が張って痛くなったり。なぜこれが体に良いのか、実感として理解できません。

私は子供のころ、お肉が大好きでした。今でももちろん好きですが、今は何でも食べます。好き嫌いはほとんどないです。
子どもの頃はそうではなかった。
お肉大好き、野菜は嫌い、お米だってあまり食べたくは無かったのです。
好きなのはお肉ばかりではありません。魚介類、特に海老やかには大好きでした。
しかし、家では私の望むような食事にありつけることはなかなかありませんでした。

私はこんな風に思っています。
ほとんどの子供は野菜が嫌いですよね。これって本能だと思うのですよ。
まだ無垢の子供って、無意識のうちに野菜の持っている毒を認識しているのではないかって。大人になるにつれ、いろいろなものを経験してしまうと、認知のずれがだんだんと起きてしまうのではないかと思っています。
極端な例ですが、お酒やたばこや、そして麻薬といった類のもの。皆、脳に作用して常習性がありますよね。個人差はありますが。
そこまで極端ではなくても、甘いものは人をダメにします。個人差があります。
先程も書きましたが、糖はもしかしたら、人体は毒として認識している可能性がある。それなのに食べずにはいられなくなってしまうのは、やっぱり脳がやられてしまったとしか思えません(笑)。

だから、子供には、甘いものを食べさせてはいけないと思っています。これは脳に誤った認知を植え付けさせてしまう可能性がある。
もしかして、アダムとイブが食べてしまった禁断の果実・りんごはそういったことを描いているのかなとさえ思っています。

子どもの持っている人間の本能が頼りになるなと思うのは、多くの子供が嫌いな野菜というと、トマトですよね。小学生の頃、同級生のほとんどがトマト嫌いだったのを憶えています。私は家でさんざん食べさせられてきたので、それほど苦手ではなかったのですが、給食でトマトが出てくる度に、皆ぶーたれていました。
トマトって、ご存じない方もいらっしゃると思いますが、意外と体に良くない成分が多いのです。詳しいことは割愛しますが、もしかしたら子供はそれが分かっていて嫌がるのではないかと密かに思っています。生のトマトは少しならともかく、あまりたくさん食べないほうが良いのです。
因みにトマトに含まれている有害なレクチンは、よーく加熱すると不活性になりますので、たくさん食べるなら加熱した方が良いかと思います。
子どもが生のトマトは嫌いでも、ピザのトマトソースや、スパゲティのミートソース、または、ケチャップなどが好きなのも、もしかしたら「生」のトマトが良くないことを本能的にわかってのことなのかなと考えることもできます。

また、子供はしいたけが嫌いですよね。
しいたけをはじめとするきのこは、生で食べてはいけません。生で食べると毒です。
加熱して食べたとしても、これはとても消化が悪い。
ある内科医の先生のブログを読んでいたら、内視鏡の検査をするとよくしいたけらしきものが内臓に残っているそうです。前日からの食事制限をしているのにも関わらずです。患者さんに聞くと、最後にしいたけを食べたのが1週間も前だったということもあったそうです。
これも、子供は本能的にわかっているのかもしれない。

つまりは誤った認知に侵されていない子供の味覚や嗜好というものは、人間の本能によるものであり、信じてよいのではないかということです。

何度でも書きますが、私は子供のころ、お肉が大好きでした。
ごはんを食べないでお肉ばかり食べていると、いつも兄から待ったがかかりました。
すでに誤った認知に毒されていた兄はお米が大好きでした。
肉ばかり食うな!米を食え!米を食わないなら肉は食うな!
泣く泣くお米を食べたわけですが、お陰さまで子供の頃は肥満体形でした。
お肉は太らないですよ。お肉ばかり食べていたら、きっとこの肥満によるコンプレックスは無かったのではないかと思っています。
因みに、最も安全とされている米も、何の本に書いてあったかは憶えていませんが、猛毒のヒ素を含有しているそうです。火山列島の日本ではそれは避けて通れないことのようです。マグロ等の大型魚の水銀も、やはり火山の影響らしいですね。

グダグダと長い文章を書いていますが、このブログの熱心な読者の方ならば、すでにお気づきかと思います。これは、ただの、子供の頃に好きなようにお肉を食べさせてもらえなかった恨み辛み嫉みです。
私はお肉が大好き。これは私の本能に基づくものなのです。
お肉を食べることが、私の健康につながります。
ただただ、野菜を食べずにお肉を食べたいという言い訳なのでした。

ここからは、お食事中の方はご遠慮願います。良い子の皆さんは、食べ終わってから読んでね。

ただし、いくら私がお肉ばかりを食べたいと思っても、世界の食糧問題を考えると、そうは言っていられません。もしも、世界中の全ての人たちが、お肉が好き、お肉が食べたいと、お肉ばかり食べるようになってしまったらどうなることでしょう?
考えるだけでも恐ろしいことです。
それは食糧不足のことだけではありません。文化としてもとても大きなものを失い、大変なことになるのです。

これは誰も指摘しない事実ですが、世界中の人が野菜を食べない、つまり食物繊維を摂らなくなると、世の中から「まきぐそ」が絶滅する可能性が高いのです。
漫画やアニメなどで皆さんに愛されているあれです。そのリアルまきぐそが作りにくくなってしまうのです。
たぶん、ほとんどの人は、老若男女問わず、今までの人生の中で一度は、自分であれを作ることに挑戦した過去があるのではないでしょうか?私はもちろん、そんなアホなことに挑んだことはありませんが、実は、一度だけ偶然にもできてしまったことがあるのです。それを証明する方法が無いことがあまりにも残念なことです。できたところで写真を撮って誰かに見てもらったり、ましてや、その現場に誰かを呼んで見てもらうことはとても難しい。自分の胸の中におさめておくしかないのです。つまり、実物を見たいと思えば、自分でやるしかない。

話を元に戻します。
お肉ばかり食べているとどういうことになるか。
食物繊維を積極的に摂らないと、う○ちの量がとても小さくなります。しかも、固めのものになります。固いととぐろを巻くというレベルまで、巻きあげることはできません。そして、量が少ないと、完成のところまで積み上げる前に終わってしまいそうです。
そうなのです、あのまきぐそを作り上げるためには、ほどほどにやわらかくて、それなりの量のう○ちが必要なのです。
因みに、あのまきぐその絵を見て、お肉をたくさん食べる国の人達は、う○ちだとは思わないようです。う○ちだと認識するのは、日本をはじめ、日ごろから野菜をたくさん食べる文化のある国に限られている(当社調べ)かもしれません(笑)ほんとかよ!?

つまりは、まきぐそを作りたければ、食物繊維をたくさん摂りましょう!
私はすでに一度作り上げていますので、お肉をたくさん食べたいと思います。
まだ作ったことのない人は、まずはまきぐそ作りに成功してから、お肉をたくさん食べるようにしましょう。
良い子はマネしちゃダメだよ!!!

*1:研究が進むにつれ、体に良いことばかりでもないことが分かってきてもいるようですが。