猫日記 2022/2/7 縄張りからは出ないのかな

買い物に出かけようとして、玄関の引き戸を開けたら、そこにお行儀よく座っていました。お昼過ぎの日差しが暖かい、穏やかな陽気。最近の寒さから少し解放されたようです。

おぉ!ボンジョールノ!プリンツィペッサ!
また言いそうになってしまいましたが、プリンツィペの間違い...かな(笑)

いつものように2本食べたのだけれども、いつものようにすぐにどこかに消えてしまうのかと思ったら、今日はそうでもありませんでした、
食べ終わると玄関からは出て行ったけれども、外で私を待っていました、

今日はなんだかとても機嫌がよい。
コチョコチョすると、もっとやって、そういう顔をしている、

適当なところで切り上げて、買い物に出かけようとしたら、私の後をついてくるのです。
足下にまとわりつくように、私の周りをクルクル回っていました、

このままお店までついてきたらどうしよう?と少し焦りました、

路地の曲がり角まで来たら、急にストップ。
そこでお見送りでした。こちらをずっと見ていました。

もしかして、ヤツの縄張りがそこで終わりなのかな?
実は、その先には酒屋さんがあって、そこのお店の人が猫のお世話をしているのです。2匹の猫がいつも餌をもらっています。
どうやらヤツは、その中には入れてもらえないみたい。
ヤツらにはヤツらの掟があるのでしょう。

そういえば、私の家の前の通りにやってくる猫は、ヤツを含めて2匹だけ。他の猫がやってくることはありません。
もう1匹は、いつもご近所のアパートの階段の下にいて、ほとんどじっとして動きません。アパートの住人の人に餌をもらっているみたいです。
ヤツももらっているのかな?ときどきそのアパートの階段の上にいることがあります。
そこのアパートのお姉さんにかわいがられているようです。

以前にネットで読んだのですが、野良猫の移動距離って、数キロにも及ぶらしい。
でも、各地域には、だいたい猫って2匹ずつ配置されているみたいで、その場所にはその猫しかいなくて、数十メートルくらいの中で縄張りを作っているような気がします。そこから外にはなかなか出て行かない。

そして、毎日、その縄張りに他の猫が入ってこないように、巡回して見張っているような気がします。
姿を見ない時でも、きっとご近所を見張って回っているんじゃないかな。