すっかり油断していました。
このところ、あまり姿を見なくなってしまったので、そのことを書いたばかりだったのに。
朝、家を出ようとして、玄関を開けたらそこにちょこんと座っていました。
にゃぁ~。
今日は食べるのかな?
お腹が空いている時は、私の足にまとわりついておねだりします。
外に出て、少し様子を見ていたのですが、その素振りは無し。
路地の真ん中でお腹を上にして、ゴロンとしました。
そして、背中を地面に擦り付けました。
いつものように、擦り付けている箇所をコチョコチョしてあげると、今度はうつ伏せになって、じっとしています。
あら、こないだ、背中をさすってあげたのが、よほど気持ち良かったのか、あの時の姿勢です。動かずにじっとして待っている様子。
背中をさすってあげると、よほど気持ち良いのか、目を瞑ってトロンとしていました。
あれ、また寝ちゃった?(笑)
いやいや、寝てはいませんでした。
さする場所をいろいろと変えてみると、今度は私の手をペロペロなめてみたり、軽くかみついてきたり。甘噛みですけど。
初めは噛んでくるというのは、嫌がっているのかなと思ったのですが、全く逃げようとしたり離れたりしないし。
しばらくやっていると、今度は私の足下をクルクルと回りだしました。
食べたいのかな?
いやいや、そうではないみたい。
ちょっと私に体を擦りつけてはゴロン。
またちょっと擦りつけてはゴロン。
私の背後でゴロンと転がるので、いちいち向きを変えなくてはいけません。
あのー、私、そろそろ出かけなくちゃいけないんですけど
にゃぁ~。
少し手を止めてみると、こちらをじーっつと見つめます。
しかたないねぇ、とまたすこしコチョコチョして手を止めて。
そしてまたじーっと見つめられてしまって。
そういうのを何度か繰り返していたら、すくっと立ち上がって、離れようとしたので、そのタイミングでじゃあねと私も離れました。
いつもなら気が済むとどこかに行ってしまうのですが、今日は私の方をじーっと見ていました。
もう時間ないんだ、ごめんごめん。
それにしても、これから出かけるというのに、特にジーンズの裾の辺りは毛むくじゃらになっていたのでした...