おいしいオリーブまんじゅうへの道

こないだ初めてタピオカなるものをいただきました。
なぜこんなものに熱狂するのか、よくわからない代物でしたが、そんなことはどうでもよいのです。

お目当てはタピオカではなくて、タピオカ用のストローでした。

100均などでも売っているようですが、1本だけあればそれで十分。
それなら試しに飲んでみようかなと思ったわけです。、

実はですね、オリーブの実を使って、中華まんじゅうのようなまんじゅうを作ろうと思って買って来たオリーブがありまして、これが種を抜いていないものでした。
種を外すように切り取って、オリーブを切り刻んで作っていたのですが、できればできるだけ大きな状態のまま使えれば、食感も違ってくるのではないかなと思ったのです。

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それなら何とか種だけを抜いて使ってみたい。

いろいろ調べてみると、クックパッドに投稿している方がおられました。
タピオカ用の太いストローが使えるんですって。

早速やってみました。
面白いようにスポスポとれました。

皮の方は、本来なら製パン用もしくは製菓用と書いてある、粒子の細かい米粉を使いたいところなのです。

しかし、私は見つけてしまったのです。
こないだ富澤商店に米粉を買いに行ったら、ついつい富澤商店探検を始めてしまいました。お宝探しです、そこで見つけたサイリウム
一度どんなものか使ってみたいと思っていたのですが、なかなか小容量で売っているものが見つからなかったのです。まずは試しにどんなものか使ってみたかっただけなので、ほんの少しあれば良かった。

サイリウムなんていう言葉は、何となく怪しい響きですね。
なにやら合成添加物?
と思いきや、昔、オオバコダイエットで流行ったアレです。
天然の食材です。
とても粘り気があるので、米粉に混ぜて使うと、小麦粉のグルテンのような役割をします。米粉のパンや麺に使われているのを、ときどき見かけます。

このサイリウムを使った場合、普通の米粉でどのくらいふっくらするのか、試してみたい。今回は、業務スーパーで売っていた安い米粉を使ってみました。これを使った場合、サイリウムを使わなければ、まんじゅうではなくてういろうになります。

使った挽肉は、豚の粗挽きです。
粗挽きの方が、肉の食感が残って、よく噛んで食べるようになるので、味もじわじわと出てきます。
今回は、挽肉と玉ねぎとオリーブだけ。
味付も塩コショーだけ。

出来上がりには、オリーブオイルをかけてみました。

これ、めっちゃおいしい。
やっぱり、オリーブは、種を抜いただけのものを使って正解でした。
食感はあるし、噛んだ時にじゅわっとオリーブの味が口の中に広がる。
このオリーブの味は、甘さとはあまり合わないなと思っていて、具の方には甘い調味料を使っていません。皮の方に使ったお砂糖も、ほんの少しだけ。
普通に肉まんを作る時って、結構お砂糖を使わないと味が決まらないので、このお砂糖を使わなくてもおいしいというのは、個人的にはすごく受けています。また作りたい理由でもあります。
今度は皮にもお砂糖なしで作ってみようかな。パンだとお砂糖は酵母のエサになるので必要になってきますが、いつも中華まんじゅうはベーキングパウダーを使っているので、お砂糖なしでも膨らむはず。

皮の方は、やっぱりこの米粉では少し限界があるなとは思いましたが、それでもういろうにはならず、そこそこふんわりしていました。
今度作る時は、製パン用の米粉でやってみたいと思います。
どのくらいふっくらするのか確かめてみたい。

以上、オリーブまんじゅうのおいしい実験でした。

ごちそうさまでした。