読書の記録 2022/47週 11/14(月)~20(日)

ちょっとした隙間時間に、YouTubeのショートを眺めていると、最近よく野口嘉則さんというカウンセラーの動画が、必ず流れてくるのです。
初めは、こういうお説教っぽいのは嫌だなと嫌悪感を持っていたのですが、うっかり聞いてしまったら、何となく耳触りが良いというか、声も話している内容も、とても優しいのです。

こんな感じ。


www.youtube.com


www.youtube.com

最後の「ではまた」が癖になりそう(笑)。

で、この人の頭の中を覗いてみたくて、本を借りてきました。

www.shogakukan.co.jp

www.sunmark.co.jp

鏡の法則」の方は、十数年前にベストセラーになっていたんですね。全く知りませんでした。そもそも、YouTubeで見るまで、野口嘉則さんの名前さえも知らなかったし。
こちらは今のところ、まだ数ページしか読んでません。
実際にあった話をベースに物語を書いて、それを著者自身のブログに載せたところ大反響で、これに解説を載せて「完全版」として出版したものという事です。

今回読み終わったのは、「自分を好きになれない君へ」。

先週の読書の記録に書いたけど、もうこの手の本は読まなくても良いのかなと思っていたのですが、予約して順番が回ってきてしまったので、とりあえず読むことにしたのです。ササっと読めそうな感じの本ですし。

tohost3250303.hatenablog.com

ササっと読んでしまったのですが、この本、とてもいいです。

心理学をベースに、とてもわかりやすく書いてあります。
人付き合いが苦手な若い人に是非読んで欲しい。
若い頃の自分に読ませたい。
今の自分だと、少し手遅れかな(笑)。

自己肯定感を高めるには、いくら自分の良いところを見つけて肯定しても意味がない。
必要なのは、自己受容。

行動や持っているもの(才能や肩書など)で自分を肯定しても、それは条件付きの肯定。
その条件が無くなれば、その肯定は崩れてしまう。
そこで自己受容。
自分の存在そのもの、あるがままの状態を肯定するのです。それが自己受容。無条件の肯定。

さらに加えるなら、

[自己受容]=[他者受容]

他者をありのままに受け入れる。

これって、他者を(つまりは世界を)信頼するという事なのかなぁ?

つまり、自信を持つという事は、他者への信頼とほぼ同義という事なんだよね。

自分に自信が無い人って、自分がいる世界を信頼していない。
自分を振り返ってみて、すごくわかる気がするんだよ。
私は、心の底から誰かを信頼したという経験がない。すぐに疑心暗鬼になってしまう。

先週、途中まで読んだ中野信子さんの「世界の『頭のいい人』がやっていることを1冊にまとめてみた」も最後まで読みました。
この本にも、これに似たようなことが書いてあったな。

若い頃は、吃音のことで頭がいっぱいになっていて、本当は他にも解決しなければいけないことがたくさんあったのに、全く見ようとしなかったな...。