今日は焼き芋を食べる日 2022/12/23

 

私は新しい出会いのウキウキよりも失った時の悲しみの方が強くて、いつまでも心の中にとどめておきたいという気持ちがとても強いのです。
そんなわけで物をなかなか捨てられなくて困っておりますが、生きているものの場合、どうしたって必ず別れがやって来てしまう。

その人を心の中にとどめておきたいと思った時、思いついたのが、故人が好きだったものを命日や月命日にいただくこと。ただの食いしん坊だという説もありますが、結構気に入っています。

ちなみに祖父の月命日には、まぐろのブツ切りと焼のり。命日になると、そこに塩豆が加わります。
父の月命日にはあなご。土用丑の日などでも、うなぎなんてそんな脂っこいもの食えるかと、あなごを愛でていました。
お寿司にしたり、天ぷらにしたり。
父は「ひ」を「し」と発音してしまう江戸っ子でした。生まれた場所、住んでいた場所が東京とは言え、江戸と言えるかどうかは何とも言えませんが。

ブログで仲良くして下さっていたおりょー♪さんが亡くなって、やっぱりおりょー♪さんのことを忘れないでいたいと思った時に、好きなものって何だろう?で思いついたのが焼いもです。おりょー♪さんも基本的には食いしん坊なので、食べ物についてはいろいろと書いていましたが、その中でも焼いもについては、熱く語っていたという印象が強いです。

だから、おりょー♪さんの月命日に合わせて、毎月23日は焼いもを食べる日なのです。

 

今回は二子玉川のしみずさんに行ってきました。
月に1~2回行く二子玉川ですが、先月にたまたまこのお店の存在を知って、行ってみたいと思っていたのです。
今回は二子玉川に用事があって、というよりも無理やり用事を作ったという感じです。

imoshimizu.com

 

予算は1000円くらいと決めていたので、400円の焼いもを買ってしまえば、あとは600円まで。
そこで今回いただいたのは、のむ紅はるか。(税込540円)

原材料はお芋とミルクとお砂糖だけ。

ホットも選べるのですが、どうしても冷たいのをいただきたかった。
この寒さの中、近くのベンチに腰掛けていただきました。

あ、あまい...。

ある程度は覚悟していましたが、とても甘い。ふだんから甘いものを遠ざけている身としては、ちょっと飲むのが辛かった...。
でも、普通の人は、これくらいをおいしく感じるのだろうな。

甘さはお芋の本来持っている甘さだけにしておいて、それで物足りなければ、何かスパイスでも入れたらいいのに、って思ってしまった。

※とてもおいしくいただきました。

そして肝心の焼いもです。
残念ながら、冷めた状態での販売でした。
温かいのをいただけるものと期待していたので、少し残念。

400円(税込み)という値段は、決して高いとは思わないけど、私にはスーパーで売っている200円くらいので十分かなぁ...。
紅はるかの割には、甘さも少し足りない感じ。
ちょっと火の入り方が弱いのかな。

※おいしくいただきました

本業はスイートポテトなどのスイーツのようですので、次はそちらの方をいただいてみたいと思います。