十割そばを湯がいた時に出る蕎麦湯が大好きです。
もともとは小麦粉除去のために食べるようになった十割そばですが、今では蕎麦湯目当てで十割そばを食べているという逆転現象が起きています。
この蕎麦湯ですが、普通は温かいうちに飲むものらしい?のですが、私は冷やして飲むのが好き。ちょっぴり甘くして、蕎麦ネクター(笑)なんていう感じ。
飲む以外にも、お菓子の材料として可能性があると思っています。
普段は粉寒天を少し混ぜて固めて、きな粉をふりかけていただいています。わらび餅風です。
で、今回は水まんじゅう風のものができないかと作ってみました。
少し粘り気を出したいと思ったので、いつもの寒天の他に、片栗粉を少しだけ加えて固めてみました。
試作品1
あんこがでかすぎて、蕎麦湯寒天を突き破ってしまった。
試作品2
人様のブログで、あんこにバターを合わせているの見て、そればっかりが頭の中でぐるぐる回り始めてしまっていました。
あんこにバター、なんとも魅惑な組み合わせ。大好きなんです。
しかし、しかしですね、この水まんじゅうってやつは冷やして食べるもの。
バターがカチカチなんですね。これは失敗でした。
あんこと蕎麦湯寒天が口の中で溶けて喉を通り過ぎても、まだバターは口の中で固まったままなのです。このタイミングのずれなら、何も合わせないで別々に食べても同じでしょ。
なんなら、BUKOのクリームチーズの方がおいしいかもしれない。今度機会があったら試してみたいです。
そして今回の完成品です。
試作品から少し粉寒天の量を増やし、片栗粉の量を減らしてみました。
ちょうど良いイイ感じ。
見た目は割ときれいにできました。
本当は蕎麦湯寒天水まんじゅう風と名前を付けようと思っていたのですが、蕎麦湯の寒天に透明感がなく、あんこが見えないので、蕎麦湯まんじゅうで良いかな。
そばの香りがほんのりあって、これ結構いけるかも。
ただ、喉の通りがよすぎて、食った気がしないのが残念です。
今回はこしあんで作りましたが、つぶあんにした方が、この食った感は出るかもしれません。
次はなんとか、これに果物を合わせてみたい。
さて、次に十割そばを湯がくのはいつになることやら。
それとも、そば粉を買ってきちゃおうかな。この蕎麦湯デザートのために(笑)(笑)。