ビルの工事現場を見上げては、この建物も、50年、早ければ30年もすれば、みな粗大ゴミとなり産業廃棄物として処理されるのだろうなと、とても感慨深い気持ちになります。
そんなワタクシですから、宇宙開発なんて以ての外なのです。
ほとんど興味ありませんし、あまりやらない方が良いとさえ思っています。
だって、地球を散々汚しておいて、今度は宇宙かよって。せめて宇宙ゴミの回収はしっかりやってよねって思っています。
ホント、夢のない人間です。
だから、こないだの日本人14年ぶりの宇宙飛行士候補のニュースも、初めは白けて見ていたんです。ふ～んって。
でもね、候補に選ばれた方のお顔を拝見して、わぁ～って思いました。
すごくきれいな人(笑)。
医師だと聞いて、あ、これ絶対に理３だと思ったんです。
理３顔？だと思いました。
私はお顔を拝見した瞬間、この人理３だって思ったけど、仮に理３でなくても、軽く理３を現役で突破できるだけの力はあるはずです。
そして、実際に理３でした(笑)。
ワタクシ、東大出身の女性、大好きです。全部が全部とは言わないけど。
特に理３となれば特別ですね。
理１くらいだったら、凡人でも頑張れば入れちゃう可能性があるけど、理３ともなれば、それも現役合格となれば、それはもう、最大限の称賛を込めて、変態？と言えるレベルだと思います。
お友達になりたいわぁ、とか、そんなおこがましいことは考えませんが、身近にそういう人がいたら、少し憧れの存在になりそうです。
面倒臭いから詳しくは書かないけど、ニュースで経歴を聞いて、あ、やっぱりなと思いました。
ものすごい勉強しているはず。でも、顔の表情にまだ余裕がある。
これはものすごい脳のエネルギーの持ち主だと思ったんです。
(残念ながら、もう一人選ばれた男性の方の方は、勉強しすぎて、脳のエネルギーにもう余裕がないような印象でした)
言葉を饒舌に話したり、表情に余裕があって笑顔でいられるのって、脳のエネルギーに余裕があってのことなんです。
その反対側にいる私が言っているのだから間違いない。
私はほとんど笑えず、しかも吃音で言葉を自由に話せませんが、それは脳が要求しているだけのエネルギーを産生できていないからだと考えています。
凡人の場合、本人の能力を超えて勉強しすぎると、脳が疲労してだんだんと表情が乏しくなってくる。
ときどきいますよね、それほど偏差値が高くない医大卒業の医師で、医師としての能力はそこそこあっても、表情が乏しくて患者さんのことを全く考えられない人。
私の妹が診てもらった某大学病院の内科医の女性がそうでした。無表情で、平気で患者を馬鹿にするような発言がぽろぽろ出てくるの。
今になって思うと、あれはね、脳のエネルギーが患者を気遣うところまで回らないのですよ。もう、医師として最低限のことをするのに精いっぱいなの。
あの時はものすごい怒りの気持ちがあったけど、今となっては、少しかわいそうな人だったのだなと思っています。
今回宇宙飛行士候補に選ばれた米田あゆさん、医者になるだけでもものすごい勉強をしているはず。
医師になるための勉強だけではなく、その他にもたくさんのことを勉強しています。
現役の医師というだけでも十分にハードなのに、それに加えて、宇宙にまで興味をもって挑戦しようとしている。
ものすごく脳を酷使しているはずなんです。
それにも関わらず、表情の豊かさが十分にある。
言葉の一つ一つ、きっちりと考えてていねいに話している。
ものすごい脳のエネルギーなんだなって。
もちろん、それほどエネルギーのない人でも、中にはいつも笑顔でいる人、滑舌がすごく良い人はいますよ。でもたぶん、そういう人って、そこまで脳を酷使していないのではないかな。
本当にステキな人って思ったのですが、こういう人に憧れて目標にしてしまったら大変。
ほぼ100％の確率で、そこまで脳のエネルギーのある人はいないから。
自分とは全く違う、宇宙人を見るくらいのつもりでいた方が良いのかも知れませんね(笑)。
と、私はどうしたら脳のエネルギーを増やせるか、自分で人体実験をしているのでした(笑)(笑)。
