逆上がりはできましたか?

昨日の続きです。
昨日の記事はなんのこっちゃ理解できなかった人も多いのではないのかな?
指に肉がついて、ギターが弾きやすくなった、それだけのことでもないのです。

 

tohost3250303.hatenablog.com

私は子どもの頃から指先が不器用でした。
我が家では突然変異と言ってもいいくらい、私だけが不器用なの。
例えば、包丁を使ったりんごの皮むき。
私は高校生くらいになるまでできなかったな。
たくさん練習したんですけど、どうしてもできないの。
くやしいから、りんごは皮付きの方がおいしいし栄養もあるんだよって言って、皮をむかずに食べていました。
一方で、兄や妹は、小学校の低学年の頃から、当たり前のようにやっていました。
我が家はこういったことでヒエラルキーが決まってきます。
私は3人きょうだいの中で一番勉強はできましたが、誰も褒めてくれないの。
でも、兄や妹はりんごの皮むきができてたくさん褒めてもらえたのです。

特に兄の器用さは尋常ではありませんでした。
弟の私が言うのもナンですが、彼に努力する才能があったなら、もしも医学の道に進めばものすごい外科医になったのではないかって思っています。
その器用さを、祖父がベタベタに褒めちぎっていました。
兄の手を見て、良い手をしているなって。
祖父が言うことには、指先に肉の付いている、太くて短い指、こういう手が器用な手なんだって。

私の手とは、大違いです。
私の指はそれほど長くはないけれど、やや細めで指先に肉が全然ない。

それで昔のことを思い出して、指先に肉がついている器用な手というのは、指先にたくさんのエネルギーが届いているということだったのかなと考えたのです。
どんなに練習しても、十分にエネルギーが無ければ、思うようには動かないのかなって。

皆さんは小学生の頃、逆上がりはできましたか?

どのくらい練習してできるようになったかは個人差があると思いますが、ほとんどの人ができたのではないかと思います。

チコちゃんネタですが、逆上がりがどうして小学校の体育で採用されているかと言えば、練習をすれば誰でも必ずできるようになるからなのですって。
それを聞いて、ものすごい衝撃でした(笑)。

だって、私は小学校を卒業するまでにできるようにはならなかったのです。

初めてできたのは、中学に進んでからです。

逆上がりって、いろいろな筋肉を連動させなければできません。
けっこう複雑な仕組みのような気がしています。
私が逆上がりができなかったというのは、吃音とも関連しているような気がします。

言葉を話すって、普通の人は当たり前のようにやっていますが、意外と複雑な仕組みです。これもやはりいろいろな筋肉を連動させて行います。

こう考えると、もしかして私が逆上がりができなかったのも、言葉がうまく話せないのも、根は同じなのではないかって。
それは。実は神経や細胞のエネルギーが足りなかったからなのではないかって、そんな風に考えました。

今回のことが指先までエネルギーがしっかりと行き渡った、つまり身体の末端まで行き渡ったということは、全身にエネルギーが行き渡っているということなのかなと期待しています。もしかして、吃音にも効果が期待できるのではないかって。

いつだったか、何の本を読んだのかは忘れましたが、発達障害児の特徴として、逆上がりが苦手とありました。
私の吃音や発達障害的なパーソナリティーは、やはり脳や神経細胞のエネルギーが足りなかったことが原因だったのかなって、そう考えています。
(吃音も発達障害の一つです)

私は医師でも専門家でもないので、一般論はわかりませんし、勝手に決めつけることもしてはいけない。もちろん、一般論として全てがエネルギー不足が原因だなんて言うことはできない。
でも、自分の場合は、これでいけるんじゃないかって、そんな風に考えているのですよ。
ちょっと楽観過ぎるかな(笑)。