少し前のOTさんのこちらの記事を読んで、作ってみたくなってしまったんです。
相模屋さんの麻婆豆腐。
相模屋さんとか、他にも三代目茂蔵さんなどでも売っているけれど、カップに入ったやわらかい食感のお豆腐。
おぼろ豆腐風だけれど、製法としては充填豆腐に近いんじゃないかな。
豆乳とにがりを混ぜて、容器に入れて加熱するのではないかと思っています。
自分でお豆腐を作るようになって、これが一番簡単だなって気がついてしまった。
昔からの製法のお豆腐作りだと、温度管理やら、かき混ぜ方やら、コツがいろいろあります。でも、充填豆腐の作り方なら、豆乳が冷たいうちににがりを混ぜるのですが、冷たいうちならお豆腐は固まらない。しっかり混ざった状態で加熱するので、失敗することがほとんどありません。
お豆腐の固さは、にがりの量で調整できるし。
そう、私の場合は、いかに簡単にできるかが一番大事。
もしかしたら相模屋さんのこの麻婆豆腐はちゃんとしたおぼろ豆腐の製法かもしれないけれど、私は簡単に作れる方法でやってみました。
豆乳を作るところまではいつもと同じ。
あ~めんどくさ、あ~めんどくさって呟きながら作っていました。
でも豆乳ができてしまえば、あとは簡単。
今回はやわらかいお豆腐にしたかったので、いつもよりも少なめのにがりを混ぜました。
しっかり濃い目の豆乳300mlににがりを10mlくらい。
これを湯飲み茶わんに流し込んで、あとは弱火で蒸すだけ。
あんまり温度が高くなってしまうと、豆乳が分離してしまうかも知れないと、弱火で蒸したのでした。
で、肝心の麻婆のトロトロ液体?の方は、実は前に作った残り。
少し前に、フツーの麻婆豆腐を作ったのですが、もうそろそろやばくなりそうな挽肉がたくさんあったのを全て使っちゃったんですよ。
それに対してのお豆腐の量が少なすぎてしまったのです。
麻婆豆腐としての体裁が保てるくらいによそうと、当然、麻婆トロトロ液体だけが残ってしまったわけです。
これを早く使ってしまいたいと思っていたところでの、OTさんの記事でございました。
とても良いタイミングでした。ありがとうございます。
麻婆トロトロ液体を温めて、そこに湯飲み茶わんで作ったお豆腐をひっくり返して入れるだけ。
なんて簡単なのでしょう。
おとうふがやわらかすぎて、落とした瞬間に崩れてしまった。
写真を撮るのを忘れてしまったけれど、母と妹用の分は、きれいに抜けました。
おいしかった。
欲を言えば、木綿豆腐ではない絹ごし豆腐や充填豆腐は、どうしても水がたくさん出てしまうので、できれば麻婆トロトロ液体は濃い目に作っておいた方が良いかもしれません。
◆
湯飲み茶わん豆腐を蒸す時に、お鍋の中のスペースにまだまだ余裕がたくさんあったので、湯飲み茶わん豆乳プリンも作りました。
◆
で、トロトロ豆腐の麻婆豆腐を食べている時に気がついたのですが、そういえば相模屋さんの麻婆豆腐は、豆乳を混ぜていたのでした。
私もそれをやってみたいと思っていたのに、あら、残りの豆乳は全てプリンに化けていました。
あぁ、そういうこともあるさ。
いつものこととも言う
次は忘れないようにしよっと。
え、またやるの?