読書の記録 2021/49週 11/29(月)~12/5(日)

最近は夜の10時くらいにはパソコンを叩きながら寝落ちしてしまって、そうすると3時くらいに目が覚めてしまいます。
もっと睡眠の質を高めないとなぁと思うのですが、考えてみたら、10時から2時は睡眠のゴールデンタイムなのですよねぇ。一番良い時間帯に眠っていたのだなと、自分でもびっくりしました。
お陰さまでこんなダメダメな寝方をしている割には、体の方は疲れもそれほど残っておらず、とても元気です。鶏のむね肉のお陰でもあります。

本の記録 借りてきた本・買ってきた本

前週までに図書館で借りていた本

・公式を暗記したくない人のための高校物理がスッキリわかる本 池末翔太著
・仕事本ーわたしたちの緊急事態日記ー 左右社編集部編
・主婦が知らないとヤバイ料理の基本とコツ-333項目- 武藤裕子著

今週、図書館で借りてきた本

よくわかる最新「脳」の基本としくみ 後藤和宏監修

これもまた秀和システムという出版社に興味を持って借りてきた本。
読み物ではなくて、内容からして教科書のような感じ。とても2週間借りて読むという本ではないと思います。
何だか欲しくなってきました。

うつ消しごはん 藤川徳美著
だいたいで楽しいフランス語入門 稲垣正久著

ほとんど私物化しているかも。借りては返し、返しては借りています。
勉強の方はぜんぜんはかどっていませんが...

買ってきた本

・誰でも30分で絵が描けるようになる本 マーク・キスラー著
・世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた 中野信子

気になる方は、詳しくは先日の記事を参照してください。

tohost3250303.hatenablog.com

読了

hojosha.co.jp

読書の記録

仕事本ーわたしたちの緊急事態日記ー 左右社編集部編

NHKで、戦時中の一般の人が書いた日記をもとに、当時を振り返るという番組をやっていました。

www.nhk.jp

日本人の心境の変化に迫ろうと、全国600か所の資料館や個人宅をまわり日記を探した。会社員・学生などの市民、国の指導者など、男女あわせて250人以上。人々の心の内がつづられた「エゴドキュメント」だ。今回、それをAIに読み込ませ、SNS上の「つぶやき」に見立てて解析。投稿数に換算すると、12万件のデータから心の変化を読み解いていく。

この「仕事本」は、コロナ禍で、さまざまな職業の人が書いた日記を集めています。

今のコロナ禍も歴史に刻まれて、後々に語られることがあるのかなと思うと、この「仕事本」のような記録は、とても重要な史料になるのではないかなと思いました。
今読むよりも、コロナ禍が終息してから読むといいのかな。
政治家や政治家を志す人に読んで欲しいなと思いました。
という私は、ぜんぜん進まなくて、全部読まないうちに期限が来てしまいそうです。

うつ消しごはん 藤川徳美著

著者は精神科医です。精神科の治療には食事・栄養が大切だとして、診療に分子栄養学を取り入れています。
物理学者であり日本では分子栄養学の草分け的存在の、故・三石巌先生の本を読んで感銘を受け、精神科の治療に取り入れたそうで、三石理論が基本になっています。
私も三石先生の本はいろいろ読みました。一般向けに書かれている本は、とても読みやすくおもしろいので、もしも何となく体の調子が良くないなぁと思っている方は、一度読んでみると良いです。
三石先生自身もこの三石理論を実践して、95歳で亡くなる直前まで元気に過ごしていたそうですね。

著者は鬱のような精神の症状については、主にタンパク質と鉄分の不足が原因であり、しっかりと摂取することで改善できるとしています。

他にもビタミンやミネラルの重要性を説き、一方で甘いものは摂らないようにと訴えています。

私自身、一時期、徹底的にたんぱく質、ビタミン、ミネラルをしっかり摂り、甘いものを避けた時がありまして、当時は心身ともに不健康の絶頂だったのが、自分でもびっくりするくらい改善されたものです。
しかし、ある程度改善ができても、やっぱり限界があるなぁと感じていました。

で、この本を読んでみて、ちょっとびっくりしてしまったのですが、治療に使うサプリメントの量が半端ないのです。
これまで分子栄養学の本をいくつか読んできて、サプリメントを「治療」に使うなら、大量のサプリメントが必要だというのは分かっていました。しかし、それにしてもこんなに多いのだということまでは想像もしていませんでした。
例えば、ある治療例では、ナイアシンアミド500㎎3錠を、朝昼夜の3回飲むと書かれていました。ナイアシンアミドナイアシンのようにナイアシンフラッシュのような不快な症状が起きることはありませんが、たしか体質により、ナイアシンと同様に、肝機能障害を起こす可能性があるんだったのではないかな。
こうなると、「治療」目的でサプリメントを飲むのは、やはり医師の指導の下でないと難しいのかな。これは保険対象外なので、医者にかかれば費用がべらぼうにかかる。

この本ではありませんが、著者は吃音についてもサプリメントで改善できるとしています。
とても興味がありますし、やってみようかと調べていた所でしたが、この量のサプリメントを自分の判断で飲むのは少し怖い気もします。なかなか勇気が要ります。

とりあえずは、もう少しいろいろ勉強しなければと思っています。