2022年に一番聴いた歌…2022年振り返り②

晦日にテレビをつけたら紅白歌合戦をやっていて、加山雄三さんが出ていました。

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「海 その愛」とてもよい歌です。でも、加山さんの歌唱でのこの歌は、聞き納めになってしまうようです。
子どもの頃は何とも思わなかったけど、この歳になって聴くと、なんだかじんわりきます。少しさびしく感じてしまいました。
紅白の映像は貼り付けられないようなので、こちらをご覧ください。


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「男」を強調している歌詞には、少し不満を感じる人もいるかもしれません、
でも、許してあげてくださいね。
ときどき、「男」であることを特権だと勘違いしているアホがいるのは確かですが、この歌はそういうものではありません。
なんというか、臆病で無力でちっぽけな自分を奮い立たせるための呪文みたいなものです。だから、歌う人の立場によって、それを「女」に書き換えても良いと思うし、「俺」を「私」や「我」、もしくは「あたい」「あたし」、さらに「余」「朕」でも良いのかなと思います。
それにしても、加山雄三さんって、ギターのイメージですけど、ピアノも弾くんですね。

年末にゆっくりしたい時に聴くにはちょうど良い歌だなと少し聴き入ってしまったんですけど、でも今回の紅白って賑やかなのばかりじゃなかったですかね。
歌というよりも、ダンスメインなのかなって。
もう、紅白歌合戦ではなくて、紅白ダンス合戦、パフォーマンス合戦とか名前を変えてしまえば良いのに。
私の場合は、目の前でものがちょこまか動くのがとても苦手なので、ダンスってどうしてもダメのです。仕方ないので、テレビのスイッチを切りました、
裏では紅白を落選した人たちによる歌番組もやっていましたが、こちらは演歌がメイン。演歌もどうもねぇ。
まぁ、子供のころから紅白をゆっくり見るといった習慣はなかったので、どうってことでもないのですけど、

自分の好きな音楽はとりあえず置いといて、万人向けに流す歌番組、それも年末の特番なら、日本の歌をちゃんと取り上げて欲しいものです。耳によく馴染む歌謡曲、こういうのをもっとやって欲しいななんて思います。
MCが煽ることなく、耳触りの良いきれいな歌詞の歌を淡々と流すようなテレビ番組があれば、ラジオを聞き流すような感覚で観たいと思うのですが、なかなかそういったものはないですね。

最近は、音楽と言えばYouTubeがメインになりました。
本格的に利用するようになってから、まだ半年くらいだと思います。
徹底的に、女性のヴォーカルばかりです。
プロアマ問わず、自分で検索して探してみたり、おすすめで出てきたものはとりあえず聴いてみたり。
そしたら年末になって、2022年のハイライトなるものが上がってきました。

まずは、今までに何度も書いていますが、yukiさんという方の歌声に完全にはまっています。名曲カバーで13曲アップしていますが、ハイライトの1位から13位までがこのyukiさんの動画でした。
そりゃそうですよね。この13曲で再生リストを作って、ほぼ毎日のようにこの13曲全てを聴いていたんだから。再生リストの一番最初の曲がこちらです。一番最初になっていることもあって、再生回数も一番多いのです、
2022年、私が一番聴いた歌は、この「瑠璃色の地球」でした。


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14位は大貫妙子さんのライブでした。


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大貫妙子さんは、若い頃はそれほど興味がなかったけど、年を取って歌声がかなり変わって、普通なら劣化していくものですが、彼女の場合は進化しているとしか言いようがない。歌い方が全く違うし、なにしろもっと高い声が出るようになったというのだから驚きます。本当に大好きなヴォーカルです。

その他には、コトリンゴさん、谷山浩子さん、クリスマスにCDを買ったcoralfreeやみのりさん。あと鈴木愛理ちゃんのこの歌も大好き。
「笑顔」


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ダンスをやめて、ギターを練習して、弾き語りをすればよいのに。そしたら、ぜったにCD買うよ(笑)。
なんだか最近の歌番組には出てこない面々だな(笑)。

yukiさんはカバーなので、曲の評価というよりも、この人の歌声がひたすら好きだったということ。
曲そのものの評価として、一番好きなのは、もしかしたらこれかなと思っています。
2022年にリリースされたわけではなく、あくまで私が2022年に聴いた歌の中で一番好きな歌。
コトリンゴ「おいでよ」


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教授・坂本龍一氏に見いだされた才能です。
コトリンゴの由来は、小鳥とりんご。
どちらも好きなもの。ただし、りんごは食べるりんごではなくて、アップルコンピューターのことなんだそうです。
バークレー仕込みのピアノ。ちょっと頼りない響きのヴォーカル。
この曲の疾走感もとても良い。歌詞も大好き。
何度聴いても飽きません。

本当はもっともっと好きな歌を貼り付けたかったけど、あまりにも重くなってしまいそうなので諦めました。
さて、2023年はどんな歌を聴く年になるのか。
2022年とそれほど変わらないような気もしますけど(笑)(笑)。