菊水には菊水を

私が大好きな二十世紀梨に、見た目が似ているという理由で買ってきた、この菊水梨。

 

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こちらの記事にも書いた通り、お酒の菊水と合わせてみましたよ。
(なんてバカなんだろ笑)

菊水酒造はいろいろとお酒を作っていますが、やっぱり一番最初に思い浮かぶのは、ふなぐち一番しぼり。

まずはこの菊水梨にかけてみました。

透明な液体をかけてみても、見た目はなんも分からない(笑)。

でもね、味としてはとても合うよ。
一口食べた瞬間、これはイケるって思った。

でも、残念なのは、お酒をかけただけだと、そのお酒が梨に染み込むわけでもなく、絡みつくわけでもなく。
梨とお酒の一体感がない。

そこを解決したいと思ったのですが、その前にクリームチーズも一緒に食べてみた。

大好きなArlaBUKOのクリームチーズ

これもおいしい。というより、BUKOのクリームチーズがのっかると、なんでもおいしくなる(笑)。
おいしのですが、ここでは主役はお酒と梨。クリチに主役を奪われてはなりませぬ。
今回は、お引き取りしていただくことにしました。

梨にお酒を絡めるにはどうしたらよいか。

思い出したのが、凍らせて食べるお酒、澪です。

 

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菊水を凍らせて菊水にかけてみました?

菊水ふなぐち一番しぼりを凍らせて、菊水梨にかけてみようと考えました。

ふなぐち一番しぼりは、日本酒としてはやや度数が高い。

お酒は度数が高くなるにつれ凍りにくくなります。
凍る温度のだいたいの目安としては、-(度数)℃なのだそうです。
19度のお酒なら、-19℃くらい。

私が普段使っている冷蔵庫の冷凍室では、もしかしたらそこまで下がらないかも。
なんせ、もう30年ものですから(笑)。
不便なのは2Lのペットボトルが入るポケットがないんですよ。牛乳の紙パックまでしか入らない。
当時は、そんな大きなものはなかったからね。

で凍らせてみたら、やっぱり完全には固まらず、それでも澪みたいにみぞれ状になりました。
これでも良いっか。
でも菊水梨の方もしっかり冷やしておかないと、かけた瞬間にすぐに融けてしまいそう。

そんなわけで、梨の方も凍らせてみました。

 

写真に撮っちゃうと、見た目は何だかわからない(笑)。

でもこれは失敗。
梨の独特のシャリシャリした食感がなくなってる。
凍るか凍らないか、ギリギリのところまで冷やすのが良いみたい。

もう全部凍らせてしまったのでそれは次の課題。
え!まだやるの?

凍らせちゃった梨とお酒を食べてみて、これはほぼシャーベットだなと思ったのです。
それならいっそのこと、梨をすりおろしてお酒と混ぜて凍らせてみたらどうか。

やはり完全には凍らなくて、みぞれ状になりました。
梨の果汁が混ざってアルコール度数が下がっても、うちの冷凍室では完全には凍らない(笑)。

もう少ししっかり固まると、シャーベットなのにな。
お酒を入れ過ぎたかも。

また菊水梨が手に入ったら再挑戦したいな。
というより、たぶん菊水梨やふなぐち一番しぼりを使わなくても、同じようにおいしい気がする(笑)。

でも、菊水には菊水、ここに意味があるのです。
ということで、もう菊水梨のシーズンは終わってしまっているし、再挑戦は来年になりそうです。

たぶん、菊水(梨とお酒の両方)のシャーベットを作って、それを生の菊水梨にかけると良いんじゃないかな。
来年が楽しみです。

気が長すぎ...