少し前に見て気になったニュース
とある小学校がNTTの協力を得て、睡眠のデータを取って子供たちに分析させるという授業を行っているのだとか。
率直に素晴らしいと思いました。
私が見た番組ではコメンテーターで中野信子さんが出ていて、とても良い取り組みだと絶賛されていましたね。
睡眠は大事。特に子供の睡眠は大切にしてあげたい。
中野さんも仰っていましたが、徹夜なんて絶対にやっちゃいけない。
これは脳細胞が壊れると分かっているのだから。
努力や根性は大切だとは思うけれど、それは十分な睡眠があって最大限に発揮できるものだと思っています。
時代はどんどん進んでいる、
科学的知見を基に努力しましょう。
いつも思うのですが、子供たちは未来に向けていろいろなことを学んでいます。
それなら社会に出る時に社会がどう変わっているか、それを想定した学びが大切なのではないかと思っています、
そういう意味で、小学生なんて10年~20年先を見越して学ばなければならないのではないかって思うのですよ。
そのために指導する人は、いつだって最先端の知見をもって教育にあたらなければと思っています。
これから将来に向けて、最先端のことを学んでおかなければならないのは、実は小学校の教師。それができないのなら、外部から今の最先端のことをやっている人たちを講師としてどんどん招くのもありなのかなと。
少なくとも、徹夜して頑張ったなんていうのが美談となってはいけない。
危険だからやめなさいと教えてあげなくちゃいけない。
勉強だって、しっかりと睡眠をとった人と徹夜して頑張った人と比べて、睡眠時間が十分な人の方が良い成績をとっているらしい。
記憶は寝ている時に定着するのです。
子供には、何にも増して睡眠を優先させてあげなくちゃいけないと思っています。
子供は寝ろ。
◆
私自身が子供のころからあまり寝ていなかったのです。
とにかく寝つきが悪い。
小学生の頃は、遅くとも9時くらいには絶対に寝床につくように厳しく言われていましたが、そこからが大変でした。
布団にもぐったまま2時間、3時間と時間が経過していきます。
眠れないまま2時、3時になるなんていうのは当たり前にあって、そのまま朝を迎えてしまうこともしばしば。
寝坊するときつく叱られるので、そうなった時には寝るのをあきらめて徹夜していました。
中学生の頃は、11時くらいまでお店のお手伝いをしていたので、そこからお風呂に入ったり、学校のことをやったりすると、寝床に入るのはどうしても1時とか2時になります。そこからなかなか眠れない。
週に2~3日は徹夜して学校に行っていましたね。
周りからは、寝ないでお手伝いをしていたり勉強していたことについて、がんばるねって褒められて、それでいい気持ちになってしまっていた私。
でも誰一人として、そんなのどうでもよいから寝ろ!って言ってくれた人はいなかったな。
一旦寝付いてしまえば、何時間でも寝ることができたのですが、夜になるとほぼ毎日、神経が昂って目がさえてしまうのでした。
これはあくまで私の意見ですが、小学生のうちは、できれば中学生くらいまでは、寝坊や寝坊による遅刻について、寛容であって欲しいなと思っています。
生活のリズムが崩れるとかいろいろ言われそうですが、どうしたって眠れないものは眠れないのです。赤ちゃんはいつだってどこだって寝たいだけ寝ていますよね。その期間をもう少し延ばしてあげて欲しい。
勉強についていけなくなるというなら、放課後に補修をやってあげたら良いじゃん。
先生たちも大変だとは思うけれど、そこは子供の健康、成長が第一で、先生の働き方などすべてはそこから決めていくこと。
とにかく子供はたくさん寝ろと言いたいわけですが、今の私もできたらたくさん寝たい。
子供の頃に比べて寝つきはずいぶんと良くなったものですが、困ったことに、すぐに目が覚めてしまうのですよ。トホホ…
※Amazonの商品ページは、これをおすすめしていると言うわけでもなく、ましてや売り付けようなんて気持ちはサラサラ無くて、ただ面白そうだからというだけのことです。